【国家試験】糖尿病性腎症の検査 微量アルブミン尿【尿検査】

代謝

糖尿病成人症の検査で微量アルブミン尿が大事なんだけど、意外と知られてない・・・

糖尿病→腎症→タンパク尿というのは、なんとなーくでも知っている人はいらっしゃると思いますが、微量アルブミン病に関しては知らない人が多い。というわけで、糖尿病腎症と微量アルブミン尿についてみていきたいと思います。

糖尿病性腎症とは?

糖尿病の合併症の一つ

糖尿病はインスリン不足によって慢性的な高血糖状態になってしまう病気です。
血糖値が高いというのは血液のなかに砂糖をぶち込んだようなイメージ(乱暴な言い方)ですので、血液がどろどろになります。そういった血液がずーっと流れていると段々いれものの方、つまり血管が傷んでくるんですね。特に傷みやすい場所として「し・め・じ」の3つが重要。

・し 神経障害
・め 網膜症
・じ 腎症


この3つを3大合併症といいます。このあたりは細い血管がうじゃうじゃしてますので、血糖値が高いとまずやられてしまうのですね。

腎症では、高血糖により、腎臓の糸球体の働きにかかわるメサンギウム細胞が傷つけられ、濾過機能に異常をきたすとされております。糖尿病になってから大体15年くらい経つと、腎症によってタンパク尿が出てくるようになるといわれています。

タンパク尿は進行してしまった腎症でみられる

タンパク尿が出てくるのは、腎症を状態が軽い方から1~4段階に分けるとして、3段階目まで悪くなってしまってからようやくみられるものです。しかも、糖尿病や糖尿病性腎症というのはただ血糖値が高いだけです。血糖値が多少高くても苦しいことはあまりないわけです。さらに腎臓は沈黙の臓器ともいわれ、かなり我慢強いことから、あまり自覚症状がありません。

大事なのは、タンパク尿がはっきりとみられる時点でけっこう悪くなってるという点です。そこで次のところ↓

早期発見・早期治療が重要

糖尿病性腎症で自覚症状がないまま病気が進行し、気づいたらタンパク尿が出ている。そのまま腎症がすすむと腎不全→透析となっていくので、病状が軽い段階で発見して治療していくのが重要です。そこで使われる検査が微量アルブミン尿です。

微量アルブミンというのは、そのまんまといえばそうなのですが、はっきりとはわからないレベルのびみょーなごくわずかのタンパク尿を検出する検査という風に考えていただければここではOKです。

ちなみにタンパク質といっても色々な種類があり、そのうちの一つがアルブミン。アルブミンは他のタンパクと比べてサイズが小さめなのが特徴です。

ちなみに、一般的な職場の年一回の健康診断とかで行われるような尿検査がありますよね。これでは通常のタンパク尿検査しかできません。糖尿病の患者さんは、腎症という合併症があることがわかっているわけなので、たとえば、3か月に1回くらいのペースでより専門的な微量アルブミン尿検査を追加して受けたりします。

そうして早期発見・早期治療につなげていくわけです。

まとめ

糖尿病性腎症は自覚症状もないまま進行し、気づいたらタンパク尿が出ている。
あれよあれよという間に腎不全となり、透析をすることになってしまう。
透析をすると週に3回はクリニックに通って、厳しい食事制限をして、と生活が制限されますので、早めの発見・治療が大切。
そのために早めに発見できる微量アルブミン尿が大切というお話でした。

今回は腎症のところを確認しましたが、もちろん糖尿病の方は他の合併症、網膜症・神経障害、さらには心筋梗塞・脳梗塞などのリスクも高まります。

なので、定期的に眼科受診することや

神経の働きが鈍いと知らない間に足に傷ができて・・・なんてことがあるので毎日お風呂に入るときに足の観察やケアしたりとか、

注意点は他にもさまざまありますのでそちらも学んでいきたいですね。

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