【COPD】慢性閉塞性肺疾患でなぜ便秘予防が重要か?【看護師国家試験】

呼吸

COPDで便秘予防って何で?

↓の問題で、質問があったのでここで答えておきたいと思います。

【第94回 看護師国家試験問題】慢性閉塞性肺疾患患者の日常生活の指導で誤っているのはどれか。

  • 1.カロリー制限
  • 2.感染予防
  • 3.禁煙
  • 4.便秘予防

正答は1


1 COPDは息苦しくて食事が取りにくく、また息が吐きにくいのところを無理に筋力を使って吐き出しているので消耗も激しいです。よって痩せていきやすいのが特徴なのでカロリー制限はしません。

2 COPDで、その患者さんがさらにインフルエンザや肺炎にかかってしまうと呼吸器症状が悪化しますので、感染予防は大切です。

3 喫煙はCOPDの発症や悪化のリスクとなります。とにかく禁煙!!

4 便秘予防は大切なのですが、なぜなの?って意外と質問が多いところ。ただ、決して難しくはないです。
誰でも人生で一度くらい便秘になったことはありますよね?
便秘でかたーくなった便をなんとか出す時って、「う~~ん」と強くいきみます。そして便が出た後も「ハアハアハア」と息が荒くなるはず。

これがもともと呼吸器の疾患をもつCOPDの方ならいきむことで一挙に酸欠のような状態になり、相当苦しいというのは想像がつくのではないでしょうか?

便秘予防のためにすること

便秘でいきむと息苦しさが誘発されるわけでした。

では便秘予防のために何ができるか、というのを確認していきます。

COPDだからといって特別なことをおこなうわけではないです。おなじみの方法を実践していきます。

・食物繊維の多いものを食べる
・お腹のマッサージ(「の」の字を描くようなもの)で腸を刺激する


などで便秘になりにくいようにします。
あとはトイレに手すりをつけたり、足台をおくなどで、排便時の息をこらえてしまうのを多少なりとも防ぐことができます。

排便後にちょっと前のめりになりながら紙で拭くのも呼吸器の負担になります。なので、できればウォシュレットを使用できるのがいいですね。

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