【小児看護】原始反射について

小児

原始反射

原始反射にはモロー反射があるとか、個別の反射の名前はある程度覚えている方が多いです。

ただ、そもそも反射のなかに原始反射とそうでない反射があるということが意外と知られていません。

原始反射とはなにか、その代表例はどれか?

原始じゃない方の反射は?

そこの区別を確認していきましょう。

原始反射とは

原始とは、「自然のまま」とか「始めから」といった意味です。

なので原始反射とは、「赤ちゃんが生まれてきたはじめから自然と備わってる反射」といったところです。

また、原始反射は赤ちゃんの脳が発達するにつれて消失するという特徴があります。脳が発達すると「そんな反射しなくてもいいんだよー」と反射を抑え込むのですね。

原始反射で、特に重要なものを1つあげます。

モロー反射

モロー反射は、赤ちゃんがびっくりするような刺激をうけたときに、両腕を広げてしがみつくような動きをみせる反射です。「あわわわ・・・!」というセリフが似合うような気がします。

なんか危ないときに「とりあえずお母さん(などの守ってくれる人)にしがみついとこ」という反応だ、と考えてみるといいかもしれません。

びっくりするような刺激には、大音量、まぶしさ、急にバランスが崩れる、などがあります。

そこで発達の検査では、赤ちゃんの頭部を持ち上げておいたところ急に落とすようにし、モロー反射が起こるか確認します。

赤ちゃんからすると急に地面に落とされそうに感じるわけですから、防御反応として、しがみつくような動きがみられます。

原始反射は生まれた始めのときからみられ、成長すると消失するので、モロー反射ももちろん消失します。

モロー反射の消失時期は生後4か月頃とされています。4か月頃というと「定頸」首がすわるころですので、首も安定してきたし、頭をがくっと下に落とすような動きされてもそれなりに大丈夫になったというように関連させて覚えるといいんではないでしょうか。

【第103看護師国家試験問題】

出生時からみられ、生後3か月ころに消失する反射はどれか。

  • 1. 足踏み反射
  • 2. パラシュート反射
  • 3. Moro〈モロー〉反射
  • 4. Babinski〈バビンスキー〉反射

答えは

3です。

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