血中濃度モニタリングを行う薬
- 血中有効濃度の範囲が狭い(窓が狭いとかっていいます)
- 血中濃度が中毒域まで上がりやすい
- 血中濃度の変化に個人差が大きい
といったような条件のある薬物は、使い方が難しくて厄介なので、血中濃度モニタリングが必要です。
こういった薬はとにかく危険なので、心室細動=命が危ない!!みたいな感じでとりあえず覚えといて!という感じでテストに出ます。
看護師国家試験では必修で出やすいので確実に得点したいところですね。以下に血中濃度モニタリングする薬物を挙げていきます。
ジギタリス
強心薬と呼ばれる薬です。頻出。
テオフィリン
喘息の治療薬。頻出。
炭酸リチウム
躁病の治療。頻出。
抗てんかん薬(フェニトインなど)
てんかんの治療薬。
免疫抑制剤(シクロスポリンなど)
臓器移植後の免疫抑制とかで使う。
抗不整脈薬(アミオダロンなど)
不整脈の治療薬。
抗生物質(抗菌薬)
アミノグリコシド系やバンコマイシンなど。
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