眼球に入る光の量を調節するのは?
第109回の看護師国家試験で悩ましい問題が出ていたので、解答について考察してみます。
[AM76] 眼球に入る光の量を調節するのはどれか。
- 1.角 膜
- 2.虹 彩
- 3.瞳 孔
- 4.水晶体
- 5.毛様体
この問題が謎なんですよね~
解答が2・3のどっちでもいいよってなってしまってひとつに絞れない。
想像するに、出題者としては瞳孔のことを問う問題をつくりたかった、そこで瞳孔を答えとし、その他の選択肢は眼球の構造をテキトーに入れこんだ。
その結果、虹彩がうっかりまぎれこんでしまった、のかな~とか考えますがどうなんだろうか。
もしくは4択問題つくったが、急遽5択にすることになってなんかテキトーに1択足しちゃったとか!?
虹彩と瞳孔について
虹彩はドーナッツでいうと、食べる部分(身の部分というか)です。
瞳孔はドーナッツ🍩の食べる部分の間にあいた穴(孔)です。
ドーナッツの穴のとこからヒトは光を取り入れてるんですね。
そして、ドーナッツを小さくして、穴を狭くしたり、反対に広げたりすることで目に入ってくる光の量を調節してます。
というわけで、ドーナッツ本体(虹彩)が入ってくる光の量を調節するというのが一番正確な言い回しのような気がしますが
しかし、ドーナッツの穴(瞳孔)が光の量を調節しているというのを、間違いだ!というのはちょっと無理があるような。
というわけで、両方の選択肢が答えになってしまいそうな不適切疑いの問題でした。
追記
結局、正答は2.虹彩
厚労省の発表があり、答えは虹彩でした。
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