感染経路
経口感染
糞便から口へ、人から人へと伝染していく。
症状
体がだるく黄疸になる。
子どものときに感染した場合はほとんど症状が出ない。(この辺は新型コロナウイルスとかでもそうですよね、なんでなんだろう)
症状は出るものの一時的で、慢性肝炎に移行しないのはポイントです。
潜伏期
1か月程度とものすごく長いのが特徴
A肝っぽいなあという人がクリニック受診した、なんていう場合は「この1~2か月海外に行ったの?」「貝類とか食べた?」とか質問攻めにしていくようですね。
予防
飲み水の消毒
海外旅行でA肝にかかることがあるのは、日本と違って海外では飲料水の塩素消毒をしていないことがあるからです。
A肝ウイルスは水の中でも壊れたりせず安定しているので、塩素消毒していない生水を飲むのは危険なわけですね。
さらに、海外ではペットボトルで水買って注意しようと思ってもまだ落とし穴があります。
実は、氷が危険なんですよね。暑い国を旅行中にジュースかなんか買ったとしまして、そこに入れてくれてる氷は生水からつくってたりするので意外と危険です。
生カキ
カキは海水を取り込んでぐっと濃縮するので、ウイルスも濃縮してカキの中にいるのです。生水より感染率は高く、発症した場合の症状も重くなりやすく下手すると劇症肝炎になることもあります。
生カキは食べないようにしましょう!
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