関節の解剖生理【運動器】【答えあり】

整形外科

関節の穴埋め問題をつくってみた、の解答です。先に問題を自力で解くのが大事。

関節

関節は骨同士の動きを滑らかにするものである。まずは、関節のように骨と骨とを連結させる構造について確認する。

骨の連結(結合)

・骨と骨との連結は、連結させる物質によって4種類に分類される。

滑膜性連結

・いわゆる( 関節 )と呼ばれる連結のこと。骨と骨の間に滑液と呼ばれる液体が介在する連結である。この連結では骨は動くが、以下の3つでは動かない。

線維性連結

・骨と骨とが線維によって連結したもの。頭蓋冠にみられる縫合など

軟骨性連結

・骨と骨とが軟骨によって連結したもの。正確には軟骨結合と線維軟骨結合とがある。

軟骨結合は硝子軟骨による連結で、成長終了後には骨性連結となる。小児の骨端軟骨や、寛骨(腸骨、恥骨、坐骨の結合)などはこちら。

線維軟骨連結は骨化しないもので、椎間板、恥骨結合などがある。

骨性連結

・骨同士が癒合して1個の骨に連結されたもの。成人の寛骨は腸骨・坐骨・恥骨はそれぞれの骨を連結していた軟骨が骨化したもの。仙骨は仙椎の椎間板が骨化して一つの塊になったもの。

関節(滑膜性連結)の構造

・関節は、骨と骨との動きを滑らかにする。

・関節をかたちづくる部位では、皮質骨の外側に( 関節軟骨 )がある。ここには、水や( コラーゲン )、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどが含まれている。

・関節は( 関節包 )という袋で包まれている。これは内側の( 滑膜 )と外側の繊維膜の2重構造になっている。内側の方の膜からは( 滑液 )という液体が分泌され、関節の動きを滑らかにしている。

・ちなみに関節リウマチでは関節に炎症がおこるが、この疾患ではじめに傷害されてしまうのが( 滑膜 )である。

・一部の関節では、一番外側に( 靭帯 )という丈夫な構造がある。これは関節を補強して、骨の位置がずれてしまう、といった問題がおこらないようにしている。ここが損傷された状態に捻挫や脱臼がある。

関節の可動性、形状

車軸関節

・軸となる棒のようなものが、軸受けに突き刺さっているような構造。

一方向の回転運動をおこなう一軸性の関節である。↓のようなイメージ。

例:上( 橈尺 )関節、下( 橈尺 )関節、正中( 環軸 )関節

前腕とか首のようにクルクルとまわるような動きをするところが車軸

転がり軸受には、内輪と外輪の間にある玉やころと呼ばれる丸棒が備え付けられています。玉やころの転がりによって、軸の動きを受け、摩擦の抵抗を低減する働きをします。高速回転に強く、規格があるため互換性のある製品を入手しやすいです。

https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/bearing_comparison/
ネットストア モノタロウのサイトより

球関節

・くぼみに丸いボールがはまったようなかたちで、あらゆる方向に動ける、

例:肩関節、股関節

蝶番関節

・ちょうつがいのようなかたち。

例:肘関節(より正確には腕尺関節)

そのほかに、鞍関節、楕円関節も存在。

関節運動の表現

・手掌を前方へ向けて直立した際の関節の角度を( 0 ) 度とし、これを( 基本 )肢位と呼ぶ。これに対し運動を行った際の関節の変化の表現方法について学ぶ。

・矢状面において前方へ運動するのは( 屈曲 ) 、後方へ運動するのは( 伸展 )と呼ぶ。

・前頭面において外側に運動することを( 外転 )、内側に運動することを( 内転 )と呼ぶ。

・肩関節または股関節を内外へ捻ることを内( 旋 )、外( 旋 )と呼ぶ。

・頸関節を前方へ動かすことを前屈、後方へ動かすことを後屈と呼ぶ。

・前腕の内側への回転を( 回内 )、外側への回転を( 回外 )と呼ぶ。

・手関節を屈曲することを( 掌屈 ) 、伸展することを( 背屈 ) 、母指側に傾けることを( 橈屈 )、小指側に傾けることを( 尺屈 )と呼ぶ。

・足関節を屈曲することを( 底屈 )、伸展することを( 背屈 )と呼ぶ。

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