腎臓の構造とネフロン
・腎臓の形は( )によく似ている。
・腎臓はその位置から( )臓器といわれる。
・右腎は左腎よりも1~2cm( )位置にある。
・腎の重さは約100g、長さ約10㎝、幅約5㎝、厚さ約3.5㎝である。
・腎門に出入りする管は、腎動脈、腎静脈、( )である。
腎の内部構造
・腎臓は主に3つの構造からなり、最外側を( )という。深部を( )という。尿を集める部分は( )である。
・腎動脈は細かく分岐して毛細血管の塊をつくる。これが( )とよばれる血管である。この毛細血管は合流して、再び分岐し尿細管を取り巻く。
・尿が排出される腎臓の中の部分を( )といい、これは尿管に続く。
ネフロン:尿生成の単位
・尿は血液からつくられる。
・腎臓での尿生成は( )と( )と( )によって行われている。
・( )と( )をあわせて腎小体という。
・尿細管は、近位尿細管、ヘンレループ、遠位尿細管にわけられる。
・糸球体から尿細管までのひとつの管を( )とよぶ。これは、腎臓の最小機能単位で、片腎で約100万個存在する。
・尿生成は糸球体での( )と尿細管での( )の主に2段階で行われる。
糸球体
・糸球体で血液の成分が( )されるが、これを原尿(濾液)という。次に尿細管では、この原尿を吸収し、尿を生成する。いったん濾過したものを再び吸収するので、これを( )とよぶ。
※濾過とは、液体などをこして、ごみを取り除くことである。コーヒーを入れる時、紙のフィルターなしに挽いた豆に直接お湯をそそいだらどうだろう。飲むときに豆のカスまで口に入ってきて、とても飲めたものじゃない。そこで紙のフィルターで豆は取り除いて、純粋なコーヒーの液体成分だけを濾過するわけである。
・糸球体では、小さい物質のみが濾過される。糸球体は細かい穴がたくさん開いた血管で、まるでザルのようだ。ここで濾過されるかどうかは血液のなかの物質の大きさによる。
・血液の成分で糸球体で濾過されないのは、血液のなかでも特に分子量が高い、つまり大きいものである。濾過されないものの代表は( )と( )である。
※水の分子量が18。これに対してアルブミンや赤血球は何万と、桁違いに大きい。
・糸球体濾過に必要な力は( )である。糸球体のザルの網の目をくぐり抜けさせる力が( )。
尿細管
・尿細管での( )
・再吸収されるものは、ほとんどの成分である。(ほぼ全くといっていいくらい)再吸収されないものが唯一つあって、それが( )である。
・再吸収量が最も多いのは尿細管のうち( )である。
尿の濃縮
・腎臓は身体に水分が不足していると( )尿を生成し、体液量が過剰になると( )尿を生成する。
・尿量と尿の濃さを調節し、からだのバランス(水分量、電解質、酸・塩基)を一定に保つ
・尿の濃縮は主に髄質(ヘンレのループ)でおこなう。
血圧の調節
・糸球体濾過は( )によって行われる。
・腎疾患は( )を合併しやすい。腎機能が下がると濾過効率が下がるため、それを代償しようとするためである。
腎臓が分泌するもの
・腎は尿をつくる以外に( )( )( )の3つを分泌する。
レニン
・腎は昇圧に関係する( )を分泌する。
・この分泌は( )の低下時に促進される。
・腎臓から分泌されるレニンをきっかけに、アンジオテンシン、アルドステロンが働くことで昇圧作用をもつ。
・レニン・アンジオテンシン・アルドステロンの働きを邪魔すれば、血圧が下げられることになる。これは高血圧の治療に用いられる。
・ACEI・・・カプトプリル(カプトリル)、エナラプリル(レニベース)
副作用 ( 空咳 )が多い
ARB・・・ロサルタン(ニューロタン)、バルサルタン(ディオバン)、カンデサルタン(ブロプレス) 腎保護作用、心保護作用、動脈硬化抑制
レニン阻害薬・・・アリスキレン(ラジレス)
抗アルドステロン薬・・・カリウムを排泄することなく利尿作用を示す。スピロノラクトン(アルダクトンA)
エリスロポエチン
・腎は( )生成に関わるエリスロポエチンを分泌する。
・エリスロポエチン分泌は、( )時に促進される。
活性型ビタミンD
・腎は( )の吸収を助ける活性型ビタミンDを分泌する。
腎機能
・腎機能を最も正確に反映する検査は( )である。ただし、測定が煩雑なため( )や、もっと簡便な( )で代用されることが多い。
・これらの基準値は( )mL/分である。
・また、腎機能を反映するものとして血清( )や血清( )もよく用いられる。
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